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高齢者孤立 力貸して 茨城沿岸部の被害甚大 東日本大震災(新聞)

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東日本大震災で甚大な被害を受けた茨城県の太平洋沿岸部。報道の機会は少なく、実情がまだまだ知られていません。19、20日の両日、日本共産党の塩川鉄也衆院議員の調査に同行し、被害を見ました。(本田祐典)

県北端の北茨城市。がれきが積み上げられた港町を、1人の女性が避難所の配給の列に向かっていました。すれ違いざま、ふと足を止めてこちらに頭を下げます。

「葬儀もまだ終わっていないのです。何も持たず逃げたもんですから…、どうか力になってください」

平潟漁港では6メートルの大津波が押し寄せ、2人が命を落としました。女性の夫、渡辺正雄さん(67)は車に乗りかけたところを流され、翌朝、遺体で発見されました。

観光名所、岡倉天心設計の「六角堂」も流されました。六角堂のもなかを製造する菓子店では釜が水没。店主(51)は「息子に5代目を継いでくれと言えない」と絶句しました。

食料足りない

「年寄りが置き去りだ」と全壊した実家の前で鈴木伸子さん(62)。孤立する高齢者宅に食料を届けてほしいと訴えます。苦労して配給の列に並んでも全員にわたらないことがあります。

120人が避難する大津小学校の高野雅英教頭(50)は「ガソリン不足で車が動かず、高齢者は買い物できない。坂の上のある学校に物資を取りに来させるのもつらい」。教室のすみでパンと紙コップ1杯のジュースを高齢者が大事そうに食べています。

日立市の漁師、森敬さん(46)は「流された網だけでも数億円の被害。これから漁ができるのか」と漁港の未来を憂います。後継者募集に応じて県外から来た若者3人は震災後、漁師を辞めました。

大洗町で港の中に沈んだ船や車、網を引き揚げる作業をすすめる町漁業協同組合の上山猛代表監事は「1隻約3500万円。みんな保険をかけているが、対象船が多すぎて保証を切られてしまう」と心配です。

斜めに沈む家

同じ並びの十数軒とそろって1メートルから30センチほど横滑りした、鉾田市の男性(67)宅。液状化現象とみられます。余震のたびに家が動き、「すぐ逃げるため1カ所に集まって寝ている」といいます。

県南端の神栖市の女性(55)は「室外機まで泥に沈んでエアコンがつかない」。震度7の地震に耐える設計で柱や壁こそ壊れませんでしたが、基礎ごと斜めに沈みました。

隣に住む上山浩平さん(49)は「家の中で坂道を歩いているようです」。築10年、残り20年の住宅ローン返済を抱えます。「直すのにいくらかかるのか。支援は期待できないでしょうか」

(しんぶん赤旗2011年3月22日付首都圏版より)
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theme : 地震・天災・自然災害
genre : ニュース

tag : 岡倉天心 茨城 北茨城市 日立市 鉾田市 神栖市 東日本大震災 津波 液状化現象 地震

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